ブログ記事を読んでほしい!そんなあなたに送るテクニック集。
2020.06.01
Hello World.
セールスプロモーション部の田尻です。
新型コロナウィルスの自粛もあいまって、ゲーム三昧の毎日を過ごしています。
最近は、あつ森とスマブラにハマっています。
カブ価(ゲーム内の株価)と世界戦闘力(ゲーム内の強さ)で一喜一憂する毎日です。
平和ですね。
閑話休題。
今回は「ブログ記事をもっとたくさんの人に読んでほしい!」
そんなあなたに贈るテクニック・考え方を10個、お届けします!
おしながき
- Webの文章は流し見される。
- コミュニケーションは相手がいてこそ。
- 目標を決める
- 伝える順番を意識する
- 一文は短くする。
- 3行で間隔を空ける。
- 難しい言葉は使わない。
- 曖昧な言葉は使わない。
- 写真や図は効果的に使う。
- 声に出して読んでみよう。
1. Webの文章は流し見される。
Webの文章は「流し見される」ことがほとんどです。
書き手が考える以上にユーザーは忙しくてせっかちです。
出来るだけ早く、重要なことを伝える工夫をしていきましょう。
重要なところは重要っぽくデザインして見せてあげましょう。
また、見出しは流し見でも目につきやすいので、注意してみてください。
2. コミュニケーションは相手がいてこそ。
文章はラブレターとして例えられることがあります。
特に重要なのは想いを伝えたい相手がいること。
ブログも基本的な考え方は同じです。
不特定多数の誰かに届ける文章は、結局誰にも届きません。
自分の想いを伝えたい相手に伝わるように言葉を紡いでいくことがとても重要です。
3. 目標を決める。
相手が決まったら、次はどうしてほしいのか考えます。
相手の心を動かして、行動させることができれば、とても良い文章を書いていると自負してもいいでしょう!
「犬の十戒(外部リンク)」は僕も心を動かされました。
今回のブログ記事の目標は、「いくつかの気遣いで、ぐっと文章は読んでもらえる可能性が高くなると知ってほしい。また、1点でも2点でもテクニックを使ってみてほしい」としています。
4. 伝える順番を意識する
いくら内容が良かったとしても、伝える順番が悪いと相手に伝わりません。
例えば、全体像を理解していない人に、詳細から伝え始めても頭の中でイメージができないので、「もう一度最初から言ってくれる?」と聞き返されてしまいます。
伝える順番を確認する良い方法は、一旦時間を置くことです。
自分が書いた文章でも、時間を置くと主観が取れて違和感に気づきやすくなります。
5. 一文は短くする。
長い文章は一目見ただけで読む気力を奪います。
出来る限り「。(句点)」で区切り、長い文章も短い文章の集まりだと思わせることが肝心です。
最初は、やりすぎぐらいでちょうどいいと思っています。
6. 3行で間隔を空ける
大量の情報が固まっていると、情報を整理するだけでおなかいっぱいになってしまいます。
WEBでの文章は出来る限り、3行で間隔を空けると読みやすいと言われています。
文豪の名著も少し改行をいれてやると…
吾輩は猫である。名前はまだ無い。どこで生れたかとんと見当がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニャーニャー泣いていた事だけは記憶している。吾輩はここで始めて人間というものを見た。しかもあとで聞くとそれは書生という人間中で一番獰悪な種族であったそうだ。この書生というのは時々我々を捕つかまえて煮にて食うという話である。
(出典:吾輩は猫である 夏目漱石 著)
吾輩は猫である。
名前はまだ無い。
どこで生れたかとんと見当がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニャーニャー泣いていた事だけは記憶している。
吾輩はここで始めて人間というものを見た。
しかもあとで聞くとそれは書生という人間中で一番獰悪な種族であったそうだ。この書生というのは時々我々を捕つかまえて煮にて食うという話である。
(出典:吾輩は猫である 夏目漱石 著)
なんということでしょう。
ちょっとの心遣いで内容が頭に入ってきやすくなったと思いませんか?
7. 難しい言葉は使わない
文章を読んでほしい相手にもよりますが、基本的に難しい言葉は使わないほうがいいです。
難しい言葉でつまづいてしまうと、次の話が入りにくくなります。
難しさの目安としては、中学生が理解できる文章が一般的に良い文章とされています。
※ 最近は小学校3年生が理解できるレベルが良いとも言われています。
ただし、ロックダウンやオーバーシュートなど専門用語は、文脈に邪魔しない程度で使っていくとSEO対策に効果的です。
8. 曖昧な言葉は使わない
日本語は曖昧な言い回しが得意です。
・「多分、大丈夫」
・「~と思います」
曖昧の反対語は、「明瞭」。
はっきりとしていてわかりやすい、という意味があります。
わかっていること・わかっていないことを整理して伝えるだけでも、「明瞭」に伝わります。
9. 写真・図を効果的に使う
「百聞は一見に如かず」ということわざがあるように、百回聞くより一回見たほうがわかりやすいことがあります。
文章だけでなく写真・図も効果的に使っていくと理解を深めることができます。
また、この記事にも言えますが、文章ばっかりだと疲れますからね...(戒め)
10. 声に出して読んでみよう
人間は誰しもミスをします。
「私、失敗しないので」と言える人間はフィクションの中だけです。
声に出してみる「音読」は丁寧に読み進めることになるので、誤字・脱字を飛躍的に発見しやすくなります。
静かな職場ではなかなか音読が難しいと思いますが、誤字・脱字が重要な原稿は会議室などを貸し切ってぜひ試していただきたい方法です。
ちょっとの工夫で、たくさんの人に読まれる可能性が広がる。
いかがだったでしょうか。
やっぱり、ちょっと長すぎましたかね…。
ここまで読んだアナタはエライ。
ぜひ、一個でも実践してみてくださいね。
ではまた。
(さいごにお猫さまの画像を貼ることを習慣化したい!)