どこか孤独で美しい…ヒグチユウコ展「CIRCUS-サーカス-」

こんにちわ。セールスプロモーション部 企画・制作課の岡﨑です。

実はわたくし、真面目だけが取り柄の仕事人間でして…
バリバリ働きまくっていたら、先日、総務の方から代休が3日たまっていることを告げられました。
スミマセン。

働き方改革が叫ばれる昨今、会社に迷惑をかけるわけにもいきませんので、休める時に休もうと思います。。

というわけで早速、半休をいただきました。(代休消化まで、あと2.5日…)
平日に休めることもなかなか無いので、会社を出たその足で、
神戸ゆかりの美術館で絶賛開催中のヒグチユウコさんの展覧会に行ってきました。

「ヒグチユウコ展 -CIRCUS-」

展覧会場内は撮影禁止でしたので、撮影可能だった入口付近を軽くご紹介します。


こちらは美術館の入り口付近


館内のエントランス


展覧会場の入口付近


期待に胸を膨らませ展覧会場に入ると「CIRCUS」という本企画展のタイトルそのままに、
ワクワクとドキドキが止まらない作品がたくさん展示されていました。

細密描写で描かれる擬人化された猫の絵がヒグチユウコさんの代表作のようになっていて人気があるようですが、
猫の絵以外にもたくさんの動植物をモチーフにしたキャラクターが描かれており、
そのどれもが絶大なクオリティを醸しだしていました。素晴らしい。。

作者の「好き」「かわいい」「かっこいい」「美しい」といった感性を包み隠さず絵で表現しているような印象を受けるヒグチユウコさんの作品は、
どこか孤独で美しい。
ひとつひとつの作品を見る度に
「ほんとだ、かわいい」「ほんとだ、かっこいい」「ほんとだ、美しい」と共感の連続でした。
キャラクターは表情が薄くても、しっかりと感情がある。
それはまるで水彩画のように、淡くじんわり心を揺さぶってきます。
動植物を融合させたようなキャラクターたちは、一見グロテスクに見えそうではあるけれどもクリエイティブな印象を受けるのは女性らしさの愛嬌があるからでしょうか。

本企画展は展示数も多く、展覧会場のしかけも楽しめて、充実した内容でした。
平日にも関わらず1フロアに5~10人程度の観覧者がいたと思うので、休日となると結構な人混みになりそうでした。
半休とって行った甲斐があったなぁとシミジミ。。

展覧会場の出口付近にはグッズのガチャガチャがあったりなんかして、最後まで遊び心が満載でした。

興味のある方は是非、平日に半休をとって神戸に足を運んでみてはいかがでしょうか。
かわいいニャンコがつぶらな瞳でお出迎えしてくれますよ。


ヒグチユウコ(以下、Yuko Higuchi Official WebsiteよりProfile抜粋)
画家・絵本作家。東京都在住。東京を中心に定期的に個展開催しつつ、ファッションブランドや画材メーカー等、様々な企業とのコラボを展開している。近作は『いらないねこ』(白泉社)、『型抜きPOSTCARD BOOK』(グラフィック社)。ほかにも、『せかいいちのねこ』(白泉社)、『ふたりのねこ』(祥伝社)、『ギュスターヴくん』(白泉社)、『ヒグチユウコ作品集』(グラフィック社)など、多数の著書を出版。
■Yuko Higuchi Official Website http://higuchiyuko.com/



ヒグチユウコ展 -CIRCUS-
@神戸ゆかりの美術館 6/15sat.-9/1sun.
■展覧会公式サイト https://higuchiyuko-circus.jp/



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この記事を書いたスタッフ

Okazaki Akihiko

企画制作部 クリエイティブデザイン課

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