白鳥とコウモリを読んでみた

e.kayano e.kayano

2024.05.24

こんにちは。

クリエイティブデザイン課改め企画営業課の茅野です。

お久しぶりです。

今回は… 

私をミステリー好きにした東野圭吾さんの本をご紹介します。


何がいいかなぁと悩んだ末…

最近読んだ「白鳥とコウモリ」にしました。



4月に文庫本が発売されたばかり。

私、小説はほとんど文庫本を購入するのですが

その理由はお風呂で読むことが多くて 

本がすぐボロボロになるので図書館では借りれず 

少しでも安い文庫本…できれば古本を買って読むのですが

今回は新刊!

上下で516ページほどあります。

たまたま本屋でみかけ衝動買いしました。


白鳥とコウモリというタイトルは

多分、朝と夜、光と影みたいに対比をあらわしたかったのでしょうが 

あまり読みたい!という気にならなかったんです…が 

本の裏表紙の紹介文を読んでみて、

これは読まないと!と思ってしまいました。

紹介文大事ですね。


"二〇一七年、東京竹芝で善良な弁護士、白石健介の遺体が発見された。

 捜査線上に浮かんだ倉木達郎は、一九八四年に愛知で起きた金融業者

 殺害事件と繋がりがある人物だった。

 そんな中、突然倉木が2つの事件の犯人と自供。

  事件は解決したと思えたが。

 「あなたのお父さんは嘘をついています」。

 被害者の娘と加害者の息子は、

 互いの父の言動に違和感を抱く。

(「白鳥とコウモリ」幻冬舎文庫 東野圭吾著 上巻裏表紙引用)


冤罪!? 何十年も前の事件が発端?

この文章だけで読みたい!と思ってしまいました。


煽りの文章勉強になります。


東野圭吾さんなので

簡単には犯人にたどりつけないだろうなと

思っていましたが、やはり!のどんでん返し。


ただ…犯人の動機が

今風というか 今どき というか…

色々な視点から物事を見るのは大事。

いつ自分も当事者になるかわからない

と考えたら… 

日頃のおこないには気をつけないといけない 

と思ってしまいました。


トリックには少し無理がある気もしましたが

作者が書きたかったのは そこではなく

多分、量刑のみを争う裁判に物申したかったのかも知れません。

自供したからと言って本当の犯人ですか?って…


最近忘れかけていた 信念・一途 という言葉を

思いださせてくれる一冊でした。

気になる方は、ぜひ読んでみてください。






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