文庫本より単行本(ハードカバー)が好き派
2020.11.05
皆さま、お疲れ様です。
冬を引き連れた秋が深まる今日この頃。
食欲の秋、読書の秋がやってまいりましたね。
食べることと読書が好きな総務部のyamamotoです。
本はマンガも含めて毎月2冊以上は必ず買うくらい好きです。
(食欲は言わずもがなです…苦笑)
お休みの日、ちょっといい珈琲や紅茶を入れてゆっくり本を読む時間。
仕事で忙しい中、現実逃避がてら寝る前にサクッと読む時間。
待ちわびていた続巻が出て急ぎ本屋に走ったりネット注文して購入したり、
本を買うとき、本を読んでいるとき、私には至福の時間です。
皆さんは、いかがでしょうか。
今回ご紹介したい本は
山本文緒著『自転しながら公転する』(新潮社刊)です。
私にとっては、久しぶりの山本文緒さん作品。
すごくよかった。やっぱりこの著者好き!!
主人公がアラサー独身で、年齢も立場もかなり違うけど、
先の見えない現代において家族や彼氏、友達との葛藤、
すごく共感できるところがあって、あっという間に読了。
改めて本音と建て前、本当の幸せって何かな?とか考えさせられました。
最後にプロローグエピローグが書き下ろしということを知って、
更にこの作品が好きになりました。
なかったとしても十分面白かっただろうけど、
この二つがあったからこそ、より一層読み応えのある作品となっていました。
山本文緒さん作品は、どの本も非常に読みやすくて
主人公に感情移入しやすい本だと思いますので
もし宜しかったら是非読んでみてくださいませ。
(※ブックカバー画像および原稿内容の掲載は予め出版元の許可を得ています)