こんなところに!隠れデザインVol.2-番外編- デザイン四原則を活用するだけで 読まれるビジネス文書になる
2020.09.11
「資料が何故か読まれない...」
「資料が分かりにくいといわれる...」
「内容は良いと思うんだけど...」
こんなことありませんか?
実はそれ、見た目の問題かもしれません!
こちらの画像の文書をご覧ください。
画像を見て、うっ...('Д')となって詳細を読まなかった方、結構いらっしゃるのではないでしょうか。
かなり読みにくい文書ですよね。
画像の文書のようなデザインだと内容が良くても、見た目のせいで読まれにくくなってしまいます。
今回はこちらを前回お話ししたデザイン四原則に沿って自分以外の人でも読みやすいようにデザインしていきたいと思います!
前回の記事を読んでくださった方も、今回は実際の文書を使って見やすくなるよう修正しながら、前回のデザイン四原則をおさらいしていきますので読んでいただけると嬉しいです(^^)/
前回の記事はコチラから→こんなところに!隠れデザイン~郵便番号の枠に隠れた デザイン四原則編~
読みやすい文書を心掛けることで読まれる率もUPしますよ。
ビジネス文書でも応用できますので参考にしてみて下さい(^^)/
それでは見ていきましょう~!
1.近接
関係性のある情報を近づけて配置する。
まずこちらの文書ではデザイン四原則について書かれていますが、内容をいくつかのグループに分けることができます。
グループは、タイトル、目次、各説明、と大きく3つのグループに分けられ、各説明は4つのグループに細分化できます。
このグループが視覚的に分かるように改行や余白を使ってグループごとに分けていきます。
こんな感じでしょうか?
少し項目や要素が分かるようになりました。
2.整列
文字やオブジェクトを上下や左右、中央の見えない線に沿って揃える。(画像点線)
今回はOfficeのWordを使って文書を作成しているので、ある程度行頭や行末は揃えられています。
文書では、本文は小見出しより一段さげて、小見出しは小見出しで揃えてみました。小見出しと本文がより判別しやすくなりました。
画像を配置する場合などは画像の位置や大きさを揃えましょう。
3.強弱
情報によって要素の違いをつける。情報の重要度を明確にする。
説明は全部で4グループあるので、まず一つ目だけ強弱をつけていきます。
重要な箇所や特に読んでほしい箇所は太字や下線を引くなど、ほかの文字より目に入るよう装飾してみましょう。
注意すべき内容などは、赤字にすると配色でも注意の内容と伝えることもできますよ。
画像では、小見出しと簡潔な説明文は太字に、詳細の重要なところには下線を引きました。
このように一つ目の装飾を決めておくと、残りの3つも同じ法則で装飾していけば良いだけなので、手戻りがなく、作業がスムーズに進みますよ。
※一つ目を装飾した後、文書のタイトルを本文の文字より目立つように装飾しました。
4.反復
同じ効果やオブジェクトを繰り返し使う。
強弱の項目で装飾したグループと同じように他のグループも内容の重要度を考えて装飾していきます。
ここでのポイントは、一つ目の内容に適用した装飾と同じ装飾を使うことです。
各グループで装飾の仕方が違うと読んでいる人は混乱してしまいます。装飾の扱いも揃えましょう。
比較
じゃん。
初めの文書よりは見やすくなったのではないでしょうか?
読みやすい文書ってどうしたらいいの?とお困りの方は、こんな風にデザイン四原則を活用して資料を作成してみると良いかもしれません。
ということで今回は前回のデザイン四原則を活用して実際に文書を整えてみました。
ではまた次回お会いしましょう~(^^)/