お墓参りを引き継ぐ。
2019.07.05
さて、3月から論語の勉強のため、毎月京都に来ている菱田です。
これまで触れる機会は沢山あったのですが、改めて、経営者の先輩方に囲まれながら、論語を通して経営について考えたくなったのです。最近は方法論に捉われがちで、経営についての自分の軸があまり育ってないなあと感じていたのがきっかけです。ちょっと良くなると直ぐに安心したがる自分に危機感を感じています。まずは一年間続けてみます。
そんな折、ひょんなことから、先輩経営者から『京都霊山 護国神社の坂本龍馬・中岡慎太郎のお墓参り』を引き継いでしまいました。
尊敬する先輩だったので、ついつい『わかりました』と言ってしまってから、どうしたものかと思案しましたが、与えられた機会というご縁には、きっと何か意味があるだろうと考えることにしました。わらしべ長者ではないですが、手元にある藁をお屋敷にするのも藁のままにするのも自分次第。。
これから毎月、京都に行くたびに10分ほど時間を作って、幕末の動乱の中、時代に翻弄されながら短い生涯を閉じた彼ら二人のお墓の前で、自分自身の志について考えてみることにします。
現在の定年で考えてあと30年。世の中にどんな仕事を残していくべきなのか、今から考えだしても遅くないのでしょうね。